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映画と映画の音楽  by  M・I

音楽を気にしながら映画を観る、そんな雑感

2011.6.13「パラダイスキッス」丸の内ルーブル 

2011.6.13「パラダイスキッス」丸の内ルーブル 

 

思ったより良かった。

ワーナーマークから続くアバンタイトル、TOKYO(少しNYも?)の空撮のコラージュ、そこに被る英語のクレジット、一瞬外国映画かと思った。中々シャレてるじゃん、新城さん。こんなセンスあったんだ。

お話はファッションをテーマにした女の子の自立と恋の成就の物語。漫画が原作。だからリアリティを求めるものではない。ひたすらかっこ良い世界が描かれる。でも“思いはかなう”という当たり前のテーマが一本通っていて、それにそくしたハッピーエンド、変な捻りはない。北川景子向井理で、若い娘には充分楽しめるものになっている。ダサくないのには驚いた。きっとダサいだろうと思っていたのに。

音楽・池頼広。主題歌・挿入歌 YUI。声が良い。中島美香みたいな声でないのが良い。主題歌・挿入歌とも違和感無し。いい感じにはまっている。池劇伴も、選曲当て書き両用で、今風に仕上げている。この手の映画はベタで良い。でもラブシーンのここぞというところを無しにしたりして、小技も効いている。シンセの、後ろでただ鳴っているだけのMから、弦での盛り上げまで、話が単純だから付けやすいということもあるが、必要なところに的確に鳴っている。

ファッションショーのBGMも、外国曲か内国曲か分からないが、いかにもの曲でダサくない。的を得た選曲である。ローリング楽曲クレジットにレインボー、ワーナー、エーベックスが並んでいた。クレジット無かったが、音楽プロデューサーは権利処理が大変だったのでは。

北川景子は今女の子に人気らしい。思ったより小柄、でもスタイル抜群。小鼻張って唇厚く顔はイマイチ。そこが良いのか。竹内結子といい、SDPは小鼻張る子が好みか。

向井理、立ち姿抜群。スラリと本当にかっこ良い。しかしあのウーパールーパー顔は味が無さ過ぎる。

監督.新城毅彦  音楽.池頼広