2016.1.27 「スター・ウォーズ フォースの覚醒」 日劇マリオン
2016.1.27「スター・ウォーズ フォースの覚醒」日劇マリオン
1977年、最初の「スターウォーズ」を観た時、巨大な宇宙船やらH型の攻撃機やらが宇宙狭しと飛び回り、こんな映像初めてだ! と口を開いて見入ってしまった。ジェダイもフォースも関係なかった。圧倒的映像の凄さ、分厚い音楽の迫力。
今、かって驚いた映像は当たり前になり、宇宙を飛び交う映像は氾濫している。それで驚くことは無くなった。むしろ食傷気味。
何十年ぶりかで再会した「スターウォーズ」、誰が誰の子で、実は戦う二人は親子とか、全く興味ないし、昔も関心なかった者には、やたらと宇宙船が飛び、戦闘シーンばかりの、食傷気味の1本でしかなかった。あの世界観はスターウォーズ・オタクに任せる。
R2D2やP3COは懐かしかった。チューパッカも懐かしかった。ハリソン・フォードは歳とってもカッコよかった。レイア姫はただのおばさん。
音楽は鳴りっぱなし。丹念なアレンジはしてあるものの、特に印象に残る新しいテーマはなし。例のテーマも頭とエンドに出てくるだけ。ダースベーダ―のテーマは出てこなかった。
夢膨らませる若者が夢も希望もないオッサンになったからかも知れない。
監督 J・J・エイプラムス 音楽 ジョン・ウィリアムス