映画と映画の音楽  by  M・I

音楽を気にしながら映画を観る、そんな雑感

2022-01-01から1年間の記事一覧

2022. 11. 28「我が青春の大森一樹」

2022.11.28「我が青春の大森一樹」 大森一樹逝く。2022. 11. 12 70歳 大森さんとの最初の仕事は「恋する女たち」(1986) だった。 その頃、僕は映画の音楽プロデューサー(東宝撮影所ではそういう役職名は無く、音楽事務と言われていた) とは何をすればよいの…

2022. 11. 25 「土を喰らう十二か月」秩父シネコン

2022.11.22「土を喰らう十二か月」秩父シネコン 人は社会性をそぎ落としていくと、食と性と死が剥き出しになる。これに正面から向き合える人はそういない。早い話がリタイアしたサラリーマン、社会で何がしかであったことを引きずる。 主人公ツトム (沢田研…

2022. 8. 2 「ノマドランド」再び  B-Ray

2022 .8. 2「ノマドランド」再び B-Ray 2021年4月6日、拙ブログにて「ノマドランド」を評した。素晴らしい映画、でも僕は音楽に疑問があると記した。B-Rayで再見した。素晴らしい映画であることに変わりはない。一度見では気付かなかった細かい発見もあった…

2021.11.05「ドライブマイカー」( 2022.1.14 二度目) テアトル新宿

2021.11.5「ドライブマイカー」( 2022.1.14 二度目) テアトル新宿 村上春樹は読んだことがない。芝居は嫌いである。車の運転もしない。この映画の感想を記すには相応しくないかもしれない。 話の核は全て台詞で語られる。その時カメラは語る役者をじっと見つ…

2022.01.25 「あのこは貴族」(2021.03.16 池袋シネリーブル)

3.16 あのこは貴族 上流階級のお嬢様を門脇麦、頑張ってK大に合格した地方の頭のよい娘を水原希子、ミスキャストではと思いながら見る内にどんどん引き込まれた。水原が故郷へ帰るとジャージに着替える。よく見りゃカッコイイのだが、それなりに田舎の子に見…

2020.01.25 「地獄の花園」(2021.06.09 日比谷TOHOシネマズ)

6. 09 「地獄の花園」 ただ口開いて見る分には今年No1だったかもしれない。永野芽郁、広瀬アリス、菜々緒、川栄李奈、大島美幸、小池栄子、室井滋等、よくぞここまで揃えた女優陣。花のOL、その裏で繰り広げられる熾烈な派閥抗争、OL版仁義なき戦いである。 …

2020.01.25 「2021年の纏め」

2021年後半のまとめ 久々のブログ。「街の上で」を最後にアップせず。映画を見ていなかった訳ではない。文章を書くのが億劫で億劫で。もともと文章書く習慣はなく、呆け防止の為と尻を叩いて書いてきた。それが、叩けど叩けど指動かず、指より頭か。面倒くさ…